FAQ 寒い季節は、どのようなことに注意してメンテナンスすればいいですか？

回答: 氷点下になる寒冷地の自転車のケア、保管の敵は“凍結”です。
雨や雪が付着した状態のまま、一夜明けると自転車の色々なところが凍って、そのまま乗れない状態になることがあります。

凍って問題になりやすいパーツとして、錠、後輪変速ハブ、ブレーキや変速機用のワイヤー内部などが挙げられます。
凍結防止のためのポイントは次の通りです。

（１）雨、雪や結露の影響を避けるために、温度低下する屋外での保管や駐輪はできるだけ避ける
（２）自転車カバーを被せて保管する。凍結するパーツの上にウエス等、布を被るだけでも多少の効果が期待できます
（３）使用後、濡れた場合はそのままにせず、ウエス等、布で拭き取る
（４）パーツに定期的にグリースを塗布する

それでも凍結した場合は、市販の解凍剤をご使用ください。
よくありがちですが、お湯をかけて対応した場合、氷を一時的に溶かすことはできますが、走行中に再び凍りついてしまうことがあります。
対策しても動きがおかしい、凍結頻度が多い場合は、他の原因が考えられますのでお買い求めの販売店で点検を受けてください。

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